こんにちは。
人間の行動を司っている
”脳”
脳は、体重のたった1~2%の重さしかありません。
それほど小さな器官にもかかわらず、全血流の15~20%が流れ込んでおり、
必要としている酸素の量は、筋肉の実に3倍!
この事実を知っていると、
血流がドロドロだったり、何らかの影響で血中の酸素濃度が低くなっていたりすれば、
脳の機能が正常でなくなってしまうのも、不思議ではないと思います。
もちろん、脳幹からスタートしている自律神経への影響も見過ごすことはできませんよね。
脳への血流を改善
一般的に、健康効果があると言われていることで、脳への血流を改善することができます。
まずは、運動。
年配の女性に対して、運動と脳内への血流に関する実験が行われました。
週に3-4回、30-50分ほどのウォーキングを続けたところ、15%も脳内への血流が増えたという結果が出たそうです。
ウォーキングだけでなく、水泳や自転車、ダンスなどでも同様の効果が得られます。
生活スタイルにあった運動を取り入れてみてください。
また、『ここまで長い時間運動に確保できない!』という方、いらっしゃいますよね。
3-5分間だけ歩くのを、1日に数回繰り返すことでも、血流への良い影響が出ることがわかっています。
続いて、ストレッチやヨガです。
筋肉を柔らかく保つことで、全身の血流を改善できます。
そして、ヨガには逆立ちをはじめ、心臓よりも低い位置に頭を持ってくるポーズがいくつもあります。
重力の手助けにより、直接的に脳への血流を促すことができるのです。
ただし、ストレッチやヨガをする際、痛みや違和感を覚えるような無理な体勢はしないようにご注意を!
運動の他にもう一つ、簡単にできることがあります。
呼吸です。
鼻呼吸をするようにしましょう。
横隔膜を動かす、腹式呼吸になるからです。
その結果、血中に含まれる酸素量が増えるのです。
そして、その呼吸を使った 瞑想 も効果的です。
ストレスレベルを下げ、免疫システムを強化してくれますし、
何よりもリラックス効果が強いのです。
頭に血が上っている状態というのは、脳内への血流が悪い状態なんですよ。
そして、ニコチンの摂取を止めましょう。
タバコに含まれているニコチンは、血管を収縮させます。
その結果、脳へ向かう血の流れは、悪くなってしまいます。
”タバコを止めてすぐに、血流が17%も改善した” というデータも残っています。
大人ならまだしも、これからどんどん成長していく子どもたちには、
ニコチンの影響は受けさせたくないものです。
さて、ここまでに紹介したものは、同時に自律神経のバランスを整えるものばかりです!
脳への血流が改善し、自律神経のバランスが整うのであれば、
ちょっとぐらい試してみたくなってきませんか?
取り入れやすいものからで良いんです。
気軽にはじめてみましょう!
それで健康になれたら、儲けモンじゃないですか!
ひろカイロ整体院
佐々木