こんにちは。
施術をやっていて感じること・気付くことは様々あるのですが、
その中のひとつがこちらです。
自律神経のバランスが乱れている方や、うつ病の方には、
『自分の身体の状態がわからない』
という方が非常に多いです。
ちょっとしたストレスや、疲れなどからくる身体の変化に、
”気付かない”のではなく、
”気付くことができない”のです。
身体のあらゆる部分には、”変化”を感じ取るセンサーのようなものがあります。
例えば、気温や湿度などの天候。
または、仕事や運動などによる疲労や筋肉の強張り。
などなど、生活している周囲には、さまざまな”変化”が溢れています。
体調が良い時であれば、こういった”変化”に気付くことができるので、
体内の調節が行われたり、ストレッチや半身浴などでケアをすることが可能となります。
しかし、”変化”に気付けなければ。。。
体調は、どんどん悪化していくでしょう。
そして、悪化した状態が、さらに悪い状態を引き起こし、悪循環へと陥っていきます。
この負のスパイラルの到達点のひとつが、自律神経失調症であり、うつ病なのです。
自分で気付けないものに、どうやって対処するのか?
周りの助けを借りましょう。
家族や友達、恋人、同僚など、身近にいる人であれば、あなたの変化に気付いてくれます。
もちろん、あなた自身も、周りにそういった変化をしている人がいたら、気付くはずです。
『大丈夫?』 や 『疲れてない?』 など、声をかけたり、かけられたり。
そうすることで、”変化”に気付くきっかけができるのです。
もし、優しい声をかけられたら、一度立ち止まって、自分の身体の声を聞いてみてください。
きっと、助けを求めていることが多いはず。
あとは素直にその声に従うだけです。
もちろん、ポジティブな”変化”もあります。
表情が明るくなったり、姿勢が良くなったり、優しくなったり。。。
もともと体調が悪かった場合は、こういった『プラスの変化』にも気付きにくいのです。
『マイナスの変化』が出た時と同様、周りの人が気付いて、それを伝えてあげることが必要です。
家族など、大切な人を守るために。
”変化”に気付いてあげられるようにしましょう。
ひろカイロ整体院
佐々木