あなたは日常生活の中で、「言いたいけど言えない!」なんて我慢をすることはありませんか?いつも眉間にしわを寄せていたり、難しい顔をしていたり、気がついたら最近笑っていなかった・・・、なんてことはありませんか?
人生、我慢が必要な時もありますが、いつも我慢ばかりしている人はストレスによって病気になってしまうこともあるのです。
最近「笑いが健康に影響している」ということが注目されています。これは笑いが自律神経に影響を与え、体をリラックスさせるからです。自律神経とは、あなたが意識しなくても働いてくれる神経で、交感神経と副交感神経があります。
交感神経は働く時やストレス時に働き、副交感神経はリラックスする時に働くのですが、交感神経と副交感神経とは順番に働くようになっています。
この順番に働いている自律神経が崩れてしまう原因のひとつが、我慢してしまうことです。
言いたい事があっても我慢してしまうと、脳はストレスを感じて交感神経が優位に働くようになります。
リラックスする神経の副交感神経を働かせないで、交感神経ばかり働かせてしまうと、心身ともに疲れきってしまいのです。
そんな時、「ひと笑い」が心身にリラックスを与えるのです。つまり副交感神経が働くのです。
しかも世界共通で笑う時、人は「ワッハッハ」とわらいますが、人は笑う時に無意識に息を吐いて内臓の働きを高めてくれるのです。
息を吐いても副交感神経がが優位になり筋肉がリラックスし、頭に良い血液がいくようになります。
更に笑うと脳からは快楽ホルモン(エンケファリン・メチオニン・エンドルフィン)などの快楽ホルモンがたくさんでてくれます。それだけでなく、笑いは自律神経を通してホルモンや免疫などにも良い影響を与えます。「たかがそれだけで?」と思う人もいるでしょう。でも笑い一つだけでこんな効果があるのです。
普段言えないことがある分どこかで一笑いしてあげてください。
「笑いはココロとカラダのサプリメント」になるのです。」