いびき

今年もあと2か月となりましたね。寒い日はとくにあたたかい布団からなかなか離れたくないですよね♪

みなさんは毎日心地よい睡眠がとれていますか?仕事・運動・さまざまなストレスなどで疲れた脳を回復させてくれるのは「質の良い睡眠」だけなんです💤

その睡眠の大敵が“いびき”です。
いびきをかいているときは舌や口蓋垂(ノドチンコ)が気道をふさいでしまい、低呼吸の状態なのです。この時、自律神経は脳に安定した酸素を運ぶためフル回転で対応しています。

つまりいびきをかいていると寝ている間も自律神経にすごく負担をかけていることになります

あと、女性に多いのが「隠れいびき」と言って、グーグー言わないけれど「スーッ スーッ」と一晩中鳴っている場合は要注意です。

自分がいびきをかいているか知ることも大切ですので、スマートフォンのいびき録音アプリなどもおススメです。

いびきの仕組みは、上あごの奥のやわらかい部分「軟口蓋」の筋肉の緊張がゆるみ、呼吸のたびに軟口蓋がふるえて出る音、それがいびきです。
軟口蓋は起きているときは食道と気道の切り替えで緊張しています。

いびきの音が出る仕組み

いびきをかきやすい人の特徴は、太っている・軟口蓋が大きい・アゴが小さい・鼻づまりで口呼吸、などですが、誰にでも起こりうるものですので、顔周りやのど回り、舌のストレッチがおすすめです。

舌のストレッチ

舌のストレッチ

参考文献:世界一やさしいからだ図鑑(松本佐保姫、新星出版社)
ネコさんが教える疲れリセット教室(卵山玉子、学研プラス)

相澤